日本人は、察する力にすごく長けていると思うのです。
いわゆる空気を読むということになるんだけど、
最近はネガティブな意味にも捉えられがちで、空気を読む=個性がない、
とか自分の主張がない、とか、、、
でも相手がどう感じるか、を考えて行動できるということでもあるので、
円滑に人とコミュニケーションしていくには、とても大切なこと。
察してくれるとスムーズに進むことも沢山ある。
察しようとしすぎて、相手がどう考えているのか気になってしまって
疲れてしまうのは、それはもちろん too much
それに対して、自分の思いを伝える事が苦手な人が多いのも事実よね。
伝える場がない、伝える習慣を作るという事が、教育の中でもなかなかないので。
なのでなんで分かってくれないの、察してくれないの、と
不満オーラを出すのが得意な人もいますよね、笑
これパートナーシップでよくやってしまう人いるんじゃないかな
夫に対して、とかね笑
さて、西欧ではどうでしょう?
自分の主張をしっかりするイメージがあるよね
そう、その通りでもあるんだけど、
自分の主張を強くしないと、真面目に捉えられない、
真剣に考えてくれないという点が!!!!
こっちが下手に出て、親切にリクエストしても、相手にしてもらえない
攻撃的に喧嘩腰で行かないと、相手にされない、なんてこともしばしば。
だから、みんな街中とかお役所とかですぐ喧嘩しちゃうんだと思う
だから海外在住歴が長い人は逞しく、強くなるとはこういうところで笑
強くならざる得ない
アメリカかどこかの幼稚園でのワンシーンが
ネットにアップされていたんだけれど
その内容は、先生が泣いている子供に対して
「いま嫌な気持ちになったんだよね、大丈夫だよ、
あの子にそれは嫌だって。やめてって言っておいで」と。
嫌、やりたくないと伝える、自分の意思を伝えるは重要なこと。
でも逆手に取ると、嫌って言わないと、嫌なの伝わらない???
こういう意識がある西欧人も結構多いという印象。
例えば実際ドイツ人は自己責任でしょ、という意識がかなり強いから
同情力ゼロに等しい。笑
同情するなら金をくれ、なのかもしれないけれど笑
やっぱりしんどい時って寄り添う気持ちを見せてくれると結構慰められるもので、
あなたの心は何処へ!!!!笑
主張するを辞書を引くと
自分の意見や持論を他者に認めさせようとして、強く言い張ること。
強く相手に訴えること。
主張ではなく、自分の意見を伝える力が必要なんだよね
自分の意見を伝えることを、主張と勘違いしている人も多いんじゃないかしら。
西欧人はこの「主張する」
人が多い気がするな
自分の意見を伝えるは決して相手が嫌な思いをしたりするものではないんだよね
(もちろん相手が凝り固まった捉え方、受け取り方しかしないと面倒ですが)
察する力、伝える力どちらにも優劣があるわけではなく
どちらもバランスよく身に付けたいところ。
伝える力を身につけるためには、
まず自分が何を欲しているのかを気づくということからのスタートですね
写真は、撫でろ〜と伝えてくる猫ちゃん
とそれを察して撫でた私。笑
love, yurina